江尻 亮投手→外野手１９／日立一高・早稲田大
在籍６５〜７９
川崎時代のクリーンアップも横浜では代打稼業を経て２年で引退、指導者としての道を歩む。
東京六大学のエースとして入団。４６回２／３無失点は当時の６大学記録。プロ入り後も王に満塁本塁打を浴びたりした（２年間で０勝１敗）が、打者転向。その鉄砲肩で多くのランナーを殺した。（リーグ最多捕殺７１年、７３年、７５年）
文人であり、俳号「柏人」を持つ。選手が余りにも本を読まないため保土ヶ谷の合宿所に「江尻文庫」を作った。また、結婚したのは、引退してからであった。
９２年須藤が投げ出した後の監督代行をよく務め５割ちょうどの数字を残した。（５月３日から代行、５月２３日から監督就任。）その後広岡に認められロッテに移り、９５年バレンタイン政権のヘッドコーチ及びその次の監督を務め、ロッテフロント編成部長も。
ＹＢの初代監督を務めて欲しかった逸材である。
８０〜８１一軍打撃コーチ、８２〜８４二軍打撃コーチ、８５〜８６二軍監督＃９１
９０〜９２一軍ヘッドコーチ（９２は監督代行も）
1000本安打75.5.21、1000試合出場74.6.9、ベストナイン７０・７３、オールスター７０・７３
江幡 和志投手→外野手１９→５４／常北高
在籍７９（２）〜８３
江尻の背番号「１９」を引き継いだ、同郷茨城の左腕ドラ２であったが、「杉永の同期」ということで結果は見えていた。１９を久保に譲り、高校時代には１試合で満塁本塁打２本、３ラン１本で計１１打点の記録もあるという打撃を生かすべく、野手転向にも挑戦したが駄目。
茨城県警の刑事に再就職し、新聞ネタにもなった。
遠藤 一彦投手２４／学法石川高・東海大
在籍７８（３）〜９２
言わずとしれた大遠藤様。川崎大洋のリリーフエース小谷の２４を引き継いだ。
７９年に１２勝８Ｓデビューも中日藤沢に敗れ、新人王ならず。先発に抑えにと大活躍。
ビリージョエルの「ストレンジャー」のテーマにのって、ブルペンから現れる姿は印象的であった。
また、８４年には最下位のチームで孤軍奮闘。最多勝、最多敗、最多投球回数、最多完投、最多失点、最多自責点、最多奪本塁打、最多被安打、最多奪三振と記録を総なめ状態であった。なお、最多奪本塁打は３９であり、斉藤隆や川村ごときは足元にも及ばない。
８７年１０月３日後楽園での読売戦で１塁ランナー遠藤は次打者の長打で２塁を回ったところで、アキレス腱を断裂。それでも「けんけん」で３塁に向かう姿に多くのファンが絶叫、涙した。
あれさえなければ、もっと活躍できたのが悔やまれる。
東海大の後輩である読売の原には弱く、管理人も小倉球場で原に打たれたサヨナラ本塁打をこの目で見てしまっている。
９７〜９９二軍投手コーチ。２０００〜一軍投手コーチ。＃８３
最多勝８３・８４、最多奪三振８３・８４・８６、沢村賞８３、ベストナイン８３、カムバック賞９０、オールスター７９・８４〜８６・９０、100勝86.8.30、1500奪三振89.8.20
最多完投８３・８４・８５・８７、最多無四球８４・８５・８６、最多投球回８４・８６、最多敗８２・８４、最多奪本塁打８４・８６・８９、最多奪安打８４・８６、最多奪四球８２・８７、最多失点８２・８４、最多自責点８２・８４
