例えば、ワールドカップにあわせて開港予定の仁川国際空港へのアクセス道路となる仁川国際空港高速国道については、新空港高速道路株式会社によって建設が行われ、２０００年１１月に開通した。
建設中のソウル新空港高速道路傍花大橋（２６０４ｍ）
| 計画 | 延長(km) | 工期 | 車線数 | |
| 総延長 | 389.3 | |||
| １ | 一山-退渓院 | 32.6 | 1996-2004 | 8 |
| ２ | 大邱-大東 | 80.2 | 1995-2004 | 4 |
| ３ | 天安-論山 | 80.0 | 1996-2002 | 4 |
| ４ | 亀尾-玉浦 | 62.0 | 1996-2004 | 4 |
| ５ | 大田-唐津 | 94.3 | 1996-2004 | 4 |
| ６ | 仁川国際空港 | 40.2 | 1993-2000 | 6,8 |
出典：1999Annual Report(韓国道路公社）
韓国では、建設資金の不足を補う為に、民間資本を誘致することによる高速道路の建設をもすすめている。
韓国の有料道路法制度は、公共機関以外による有料道路建設を認めており、京仁道や蔚山道も当初は民間企業によって建設管理されていたものである。
これに加え、「社会間接資本施設に対する民間資本誘致促進法」が1994年に制定され、政府指導のもと、積極的に行われることとなった。
例えば、ワールドカップにあわせて開港予定の仁川国際空港へのアクセス道路となる仁川国際空港高速国道については、新空港高速道路株式会社によって建設が行われ、２０００年１１月に開通した。
建設中のソウル新空港高速道路傍花大橋（２６０４ｍ）
日本の第一勧業銀行が大邱-大東間の建設資金を融資することが2000年に報道されている。
http://channel.goo.ne.jp/news/mainichi/keizai/20010726/0727m035.html
http://nexi.go.jp/topic_010727.html
なお、一山-退渓院間はソウル外環道の、大邱-大東間は釜山大邱道のそれぞれ一部を構成するものである。
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